蒸し暑い季節になると食欲も落ちたり、何となく体もだるさを感じることがありますが、そんなときに食べたいのがお酢を使った手羽先メニューです。お肉は加熱調理で硬くなる印象がありますが、お酢を使い煮るとタンパク分解酵素がイキイキ仕事をするので、時短調理の味方でもある圧力鍋を使わなくても、手羽先肉を柔らかく調理できます。普段あまり酸味のあるレシピに挑戦をしない人でも、食欲が落ちる季節や、疲労感を感じた時には積極的にトライしてみたいジャンルです。メイン成分として酢酸を持つのがお酢なので、食事に加えることで唾液や胃液分泌が良くなり食欲が高まります。お肉はエネルギーの源になるので、あまり食欲がない時でも、程よく酸味のある煮た柔らかい鶏肉なら食べやすいです。酸味を活かした手羽先のさっぱり煮は、昔からある定番メニューではありますが、疲労回復にもなりますし力も出てきます。最初に旨味を閉じ止めるため表面を香ばしい状態に焼いて、あとは煮るだけなので調理も簡単です。