日本は独自の文化を築き上げています。世界から見ても独特な生活様式、その最たるものが食文化です。日本は南北に長くのびた列島で、海・山・川・平野などさまざまな地形があります。地域ごとの気候や風土もずいぶんと違いがあり、その土地ならではの四季折々の海の幸、山の幸に恵まれています。
その日本の食文化をより、日本特有のものへと形を整えているのが、醤油、味噌、味醂、酢、日本酒、これら5つの調味料です。日本はその土地柄、海の幸、山の幸がとても豊富。また、季節の移り変わりの激しくもあり、食品を維持するにはなかなか難しい気候の国でもあります。なので、これらの5つの調味料は、発酵して作られるものばかりです。
醤油：穀物を原料に、醸造技術で発酵させて作った調味料。
味噌：大豆を蒸して、塩、麹を加えて発酵させた調味料。
味醂：日本料理の調味料や飲用に用いられる度数14%前後のアルコール飲料のひとつ。約40-50%の糖分を含んだ激甘の酒類で、酒税法上の分類では混成酒に分類される。
酢：穀物を原料として、それをアルコール発酵させた後、酢酸発酵させた液体調味料。
日本酒：旨味やコク、素材を柔らかく、味を染みやすく、香ばしいにおい付けなどの調理効果がある調味料
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